ロシア国民を代表して「東北地方太平洋沖大地震」での犠牲者およびご遺族、被災者の方々に深い哀悼の意を表するとともに、謹んでお見舞い申し上げます。
地震発生後、メドべージェフ・ロシア連邦大統領は、菅首相にいち早く哀悼の意と、災害の克服に必要な援助を行う用意があることを伝えました。被災地にはロシア非常事態省の救助隊の派遣、支援物資が届けられております。さらに、ロシア政府は特に必要とされているエネルギー原料の供給を準備しております。
ロシアにとって日本は良き隣国であり、長年にわたり友情と協力関係に結ばれてまいりました。ロシア国民は今回のできごとに衝撃を受け、日本の皆々様への連帯の想いと、何とか力になりたいという切なる願いをいだいております。ロシアの多くの団体が、被災地の子どもたちを「青少年向け夏季休養施設」に、また怪我をされた方々を療養のために受け入れる施設などを整えております。
日本国民は国際社会の援助・協力のもとに、必ずやこの苦境と困難を克服し、試練を乗り越え、さらに強く豊かなる国になることを信じております。
この度の「沖縄国際映画祭」は、メイン・スローガンを「Yell, Laugh & Peace」に変更して「沖縄から東北地方の被災者にエールをおくる」というチャリティーを中心にした映画祭にしたことは、素晴らしいアイデアの転換であると考えております。
そして、来年の「沖縄国際映画祭」は、世界中の国々からの「映画・映像・コンテンツ」を取りこんだ真の「Laugh & Peace」に、ふさわしい映画祭になることを期待してやみません。
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