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海外からのメッセージ

Six Degrees of Celebration
監督 ドミトリー・キセリョフ
監督/Bazelevプロデューサー ティムール・ベクマンベトフ

世界中の人々が、東北地方太平洋沖大地震による犠牲者に対し、深く悲しんでおります。私たちロシア国民は、この大惨事をテレビのニュースで知った瞬間から、全ての人の心の中に何かしなければいけない、また、何かお役に立つことはないのだろかという気持ちがすぐさま芽生えてまいりました。

日本の被災地の方々が困難に立ち向かっている、今、世界各国から寄せられている哀悼の念と同じく、ロシア国民の一人として日本の被災地の皆々様に、この書面をお借りしましてお見舞い申し上げます。

モスクワと日本・被災地との距離は数万キロ以上離れてはおりますが、今回のような世界の歴史の中で数番目に入る大津波による災害時だからこそ、私たちロシアと隣人の日本は、ともに、この災害を乗り越え、心の底から協力しあえる民族だと信じております。

ロシアの国土は広く、多民族国家として、100通り以上の言語を有し、様々な文化・伝統・そして宗教が共存している国でもあります。このような複雑な人種から構成されている国民・国家でも、みんなが、一同に信じていることがあります。
それは、今回の映画作品でもご理解いただけると思いますが、12月31日の大晦日には奇跡が起きて、そして、その願いごとは叶うということであります。

映画「Six Degrees of Celebration」はこの大晦日の奇跡がテーマです。

私達が信じている「善と幸せ」、この真実が「難局打開に向けて努力している日本の被災地の皆さまの心の支え」になりますことをお祈り申し上げます。

最後に、沖縄国際映画祭実行委員長をはじめ関係者各位様、沖縄県民の勇気ある行動を称賛し、成功することを切望いたします。

Six Degrees of Celebration
監督
ドミトリー・キセリョフ

監督/Bazelevプロデューサー
ティムール・ベクマンベトフ