沖縄国際映画祭で過去2年間行われていた【CMコンペティション】部門が、みなさんの地元に人を呼び、地元を「LAUGH&PEACE」にする“ナンバー1”CMを決定する「JIMOT CM COMPETITION」として生まれ変わります。
今回は、誰でも地元愛があれば応募できる、アイディアシート形式での応募を募りました。審査の上、地元愛を強く感じたアイディアを元に吉本興業が、応募者と一緒に地元の魅力を伝えるCMを制作します。
アイディアシート形式で応募されたのは計565通。そのなかから、ノミネートアイディアに選ばれた10組の“JIMOT CM”10本を制作しました。
3月23日に開催されましたJIMOT CM COMPETITION上映イベントにて、グランプリに沖縄県が選ばれました!!
ノミネートアイディアに選ばれた10都道府県の方と共に制作した、地元愛あふれるCM10本がついに完成しました。
3月14日(月)〜3月20日(日)の7日間、皆様からのWEB投票を募集します!地元愛感じるCMに1票を入れてください。
投票は素敵だと感じた作品にそれぞれ1票を入れることが可能です。
投票結果の上位2作品から、審査員の審査を経て、グランプリを決定!!
グランプリは、3月23日(水)に開催される上映イベントにて決定・発表されます!
すずらん
釜戸達考
(ミルキーウェイ)
村上健志
(フルーツポンチ)
堤下敦
(インパルス)
金田哲
(はんにゃ)
♥さゆり
(かつみ♥さゆり)
梶剛
※投票は1作品につき、1日1回のみの投票を受け付けます。
ご応募いただきましたアイディアの中から審査の結果、以下の10都道府県を選考しました。
これからノミネートされた皆様には撮影スタッフ協力のもと、地元愛にあふれる各アイディアをCM化していきます。
どのようになるかをお楽しみに!!撮影の様子はブログで公開を予定しております。
北海道 礼文町川村長さん
地元を愛する気持ち:
礼文島は日本の端っこの島。
コンビニは1件しかないし、信号機も2カ所しかない。
雪が降れば寒いし、ばあさんが多いし。
フェリーに乗らないと脱出できないし。
仕事しても給料は下がるし。
そんな島だけど結構好きです。
石川県 能美市能美市役所 村本志朗さん
地元を愛する気持ち:
地元にずっと暮らしている人は、「うちの地元にはなんもない」というけれど、
おととしからこの場所が「新しい地元」になった「よそもん」から見ると、
「(石川県)能美市って、持ってるじゃん」と叫びたいほどナイスなものがいっぱいあります。
例えば、流れ星の見える夜空、隣のトトロが出てきそうな神秘的な里山、蛍が乱舞する用水、平成の百名水にも選ばれている遺水観音霊水…。
「何もないけど、すべてある」
このことをもっとたくさんの人に知ってもらいたいです!!!
茨城県 土浦市深田哲史さん・佐藤舞葉さん
地元を愛する気持ち:
れんこん。
その野菜を知らないひとはいないだろう。
しかし、れんこんが身近な存在といえるひともまた、あまり多くはいないのではないだろうか。そんなメジャーなようでマイナーな野菜、それがわが土浦市の自慢だ。
土浦市は、れんこん生産日本一の市なのである。
れんこんというと、庶民の野菜という印象がある。しかし、一度でもスーパーでれんこんを買ったことがあるひとならわかるだろう。意外と高いのだ。
以前、東京のスーパーでれんこんを目にしたとき、そのキャラに似合わぬ値段の高さに驚いたものである。一方、ここ土浦は、れんこん生産日本一のまち。そのイメージに違わず、れんこんは安く手に入れることができる食べ物だ。だから土浦市民は、なによりもれんこんのおいしい食べ方をよく知っている。
れんこんの代表的な料理と言えば、きんぴらや筑前煮が挙げられるだろう。
けれど、れんこんは、なによりも素揚げにするのが一番うまい。厚さ5ミリから1センチくらいの輪切りにして、こんがりきつね色になるまでよく揚げる。油をよく切って、ぱらぱらっと軽く塩を振れば出来上がり。ポイントは、薄く切りすぎてはいけないということ。少し厚めに切ってよく揚げることで、外はカリカリ、中はホクホクの二つの食感を楽しむことができる。さらに、揚げたてもうまいが、冷えたときのシャキシャキした食感も捨てがたい。そして、素揚げがいちばん、れんこんの本来の甘さを味わえる料理なのだ。だから、ぜひ土浦に足を運んで、安く美味しいれんこんを食べて欲しい。きっとみな、れんこんのとりこになるだろう。
私は待っている。ここ、土浦でれんこんブームが到来する日を。そして、そんな日がやってくるのは意外と先のことではないだろう、と妄想を膨らましている。
そう、「あながち」遠い未来の話ではないのだ、れんこんだけにね。
神奈川県佐藤秀昭さん
地元を愛する気持ち: 都市と自然のバランスが良く、便利で暮らしやすい県だと思います。神奈川で育って良かったです。
愛知県 犬山市後藤真司さん
地元を愛する気持ち:
犬山には戦国武将も愛した「かけがえのない風景」があります。
それは木曽川に浮かぶ国宝犬山城です。
地元住民の「城を継承したい」熱い気持ちによって国宝文化が繋がってきたという意味では、現在犬山城に携わる我々は大事な責任を伴っていると感じています。
戦国時代には信長・秀吉・家康にそれぞれ攻められ三度落城しています。
しかし犬山城のある風景は血気盛んな戦国武将の心にも響き、城は残りました。
明治時代の大地震で建物の一部が壊れ廃城の危機に陥りました。
その際は地元住民を中心に「城を継承したい」という気運が高まり寄付が集まった結果、往時の姿を取り戻すことができました。
474年間継承されてきた大切なバトンを繋ぎたい。その思いを地元住民と共有したいと思い応募しました。
兵庫県 神戸市門前喜康さん・岡田誠司さん
地元を愛する気持ち:
阪神淡路大震災のダメージから大規模再開発により街はきれいに生まれ変わった神戸・新長田地区。
しかしながら街の賑わいが戻ったとは言えませんでした。
ここに音楽や園芸というソフトのパワーにより活性化を促進することを目的に2004年4月、多目的ホール&スタジオ「SITE KOBE」が、誕生しました。そして、その誕生とともに、サンテレビでは吉本興業とのコラボにより、公開生放送「よしもとサンサンTV」をスタートしました。(現在は「笑い飯・千鳥の舌舌舌舌」として継続)そして、当時のホールプロデューサーが中心スタッフとなって2006年「KOBE鉄人PROJECT」が、同じく地域活性化を目的に誕生しました。
地域では昨年の「鉄人28号モニュメント」建設をかわきりに、鉄人28号と同じく地元出身の漫画家横山光輝氏の代表作「三国志」の活用によるにぎわいづくりに取り組んでいます。
等身大石造やギャラリーの設置をはじめ、さまざまなイベントを開催。今や、街ぐるみでコスプレや人形劇、オリジナル商品の開発等を行い、街はかなり「変わった物」に生まれ変わりつつあります。
しかしながら、鉄人28号効果でたくさんの方が街に訪れていただけるようになったものの、新長田が本来持っている街の「良さ」や「面白さ」をPR出来ないことには、本当の意味の街の賑わいは生まれません。
私たちは、ホールの誕生で新長田とかかわりましたが、気がつけば「新長田にずっぽり」という状況におちいってます。
はたから見れば厚かましい地域性は、入ってみればコミュニケーションがとりやすく、とにかく「オモロイ事」に過敏に反応してしまう地域の「ワルノリ」な風情をぜひとも、全国に発信&露呈し、街の賑わいづくりに加速度を加えたいと願っています。
京都府 京都市池本那々子さん・田井中景菜さん・肥田布美子さん(50音順)
地元を愛する気持ち:
京都は歴史的な建物や文化で有名ですが、けしてそれだけではありません!
京都のもつ独特な雰囲気、悠々とながれる鴨川、ひとつひとつに皆が誇りを持っています。
京都に関する小説や歌が親しまれているのはみーんなが京都のことを愛しているからなのです。
私たちはまだ若いけれど、十分に京都の良さをわかっているつもりです!!
京都に生まれてほんとによかった^^I LOVE KYOTO !!
文化の町 I LOVE KYOTO !!
私たちの街「あたりまえに知っている京都」だけではなくて、「なぜかひきつけられてしまう京都」を、ちがう県の人も好きになってしまうようなCMを提案したいです。
香川県笠松聖司さん
地元を愛する気持ち:
「香川はなんもない!」
知人に紹介する時の口癖でしたが、本当はそうじゃない。
都会で暮らすようになって初めて気付かされる「良い所」はたくさんありました。
ちょっと歩けば山、山から見えるの瀬戸内海、泳いであの島まで、魚を釣ってBBQ、お腹が減ったらうどん3玉、友達と集まって昔話...
山、海、島、人、全てが自慢の香川県です。
大分県 別府市柏本文俊さん
地元を愛する気持ち:
大分県は温泉の出る量(湧出量)が、北海道より多く、完全に日本一!
マイナーな県なのに凄い、と皆に思ってもらいたい。
そして温泉に入りに来てほしい。
別府温泉や湯布院温泉は有名だけど、そもそも大分県にあるって知らない人が多いのが我慢できないのです。
大分県には白や赤や青、炭酸とかそれはもう色々な温泉があるのです!
それと海沿いの県でもあり、瀬戸内海という優雅な海に接しているため、お魚がとてもおいしい。関アジや関サバは有名だけど、マグロやフグも名物なのです。
だからいっそ旅行に来るのではなく、住み着いて欲しい県、ナンバーワンになるべき所だと、私は思う。
沖縄県鈴木雅子さん
地元を愛する気持ち:
ホスピタリティの高さで評価される沖縄県。
中部の沖縄市、通称コザは、歴史が作った異文化混在の街であり、人は違って当たり前というチャンプルー文化を、痛みとともに育てあげてきました。
それは沖縄のなかでも異彩を放ち、都会で疲れた人を癒す不思議な効果を発揮しています。
そんなコザをもっと知ってもらうことで、衰退する中心市街地に歯止めをかけ、コザの良さを再発見できればよいなぁと思っています。
芸能の街、音楽の街に、新しい息吹を吹き込んでください。
沖縄国際映画祭では、世界中の皆さんから地元愛を感じ、地元の魅力を伝えるCMアイディアを募集し、ノミネートアイディアを基に、‘Jimot(地元)CM’をみなさんとよしもとで一緒に制作し、グランプリを目指します!
まずは、あなたの地元愛をオリジナリティあふれるCMアイディアにしてお送りください。
当公式サイトにてWEB投票を行います。※視聴者がその地元に行きたくなるCMに投票いただきます。
トータルテンボス芸人
藤田憲右(左)と大村朋宏(右)による漫才コンビ。静岡出身。
小田展正「じゃらん」編集長
(株)リクルート。関西中国四国じゃらん・東海じゃらん編集長。
栗田健一郎(株)47CLUB取締役社長
1992年に電通入社。新聞局地方部キャップを経て2008年より現職。
ご応募いただき、誠にありがとうございました。 Jimot CM COMPETITIONのアイディア募集は終了いたしました。
①地元愛が感じられる。 ②地元の魅力を伝える斬新なアイディアがある
1. | あなたの「地元愛」をアイディアシートで表現してください。 |
2. | ノミネートされた方には、沖縄国際映画祭実行委員会より連絡させていただき、撮影準備段階で企画詳細を詰める打ち合わせをさせていただくことになります。 |