第３回沖縄国際映画祭　2011年3月18日(金)～3月27日(日)

3月22日（火）、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにメイン会場を移し、「第3回沖縄国際映画祭」が開幕！　本開催に先立ち、ビーチステージでは司会の今田耕司・木佐彩子さん・佐藤麻衣さんの進行でオープニングセレモニーが行われました。

このオープニングセレモニーでは、開会前に、今田が「3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震で被災した人たちへの哀悼の意を表し、黙祷を捧げたいと思います」と来場者に促し、全員で1分間の黙祷を捧げました。

x;">続いて、同映画祭実行委員長の大崎洋吉本興業代表取締役社長が開会を宣言。東北地方太平洋沖地震について触れ、「長く日本の歴史の中で語り継がれるであろう今回の大震災を目の当たりにして、私たちはなす術もなく立ち尽くすばかりでありました。しかし、この沖縄から東北地方や関東地方にエールを送りたいと思います。そして、エールを送れることを誇りにしたいと思います」と挨拶。映画祭を通して希望のエールを届けることを誓い、「第3回沖縄国際映画祭」の開会を宣言しました。

さらに、次に登壇した仲井眞弘多沖縄県知事が、「大崎洋実行委員長も今回の第3回沖縄国際映画祭を開催すべきかどうか随分お考えになられたことだろうと思います。しかし、被災地へエールを送ろうという素晴らしいご決断、誠にありがとうございます。私たち沖縄県民も一生懸命被災地への支援に取り組んでいますが、この映画祭を通じ、吉本興業さんや大勢の映画関係者の方がエールを送られるということ、心から敬意を表します。この映画祭から笑顔と幸福と平和を世界中の人々に届けられることを祈っています」と話すと、会場から大きな拍手が送られました。

その後、突然音楽が流れ出し、走行距離4万1000kmに及ぶ「アースマラソン」を1月21日に完走したばかりの間寛平が走ってステージに登場すると、会場は騒然！ 挨拶もそこそこに「『Yell,Laugh＆Peace』の元気を届けに来てくれたんですね？」と今田が振ると、「もちろんじゃないですか！ “元気”送りましょか？」と自信満々に「あ～めま～！」と絶叫。さらに、「アースマラソンで作った新ギャグを届けてください！」と今田に振られた寛平は、動揺しつつ「パパパパパンプキ～ン！」と大きな声を会場に響かせました。

続いて、同映画祭で上映が予定されているバラエティー豊かな30作品が紹介されました。会場の大スクリーンに次々と出演者の顔が映し出される中、最後に紹介された『雪の中のしろうさぎ』に主演しているフットボールアワー・岩尾望のアップがスクリーンに映し出されると、観客から笑い声が。「これはエゲツないですね～」と今田がツッこみ、会場の爆笑をさらいました。

「私たちにも、できることがきっとある。」をコンセプトに、東北地方太平洋沖地震の被災地へのチャリティーを目的として開催される第3回沖縄国際映画祭は、3月22日（火）から27日（日）までの日程で行われます。