第3回沖縄国際映画祭もいよいよあと2日間。週末の土曜日とあって、沖縄コンテンツランドの前にも、午前10時の開場前から入場待ちの列ができるという盛況ぶりでした。
本日、沖縄コンテンツランド内のチャリティーステージに最初に登場したのは、MCを務める武内由紀子とトータルテンボスの藤田憲右&大村朋宏。朝からステージ前に集まったたくさんのお客さんに、藤田が「AKB48が来るっていうのに、皆さんここにいていいんですかー!?」と大声で問い掛け、笑いを巻き起こしていました。昨日からこのステージが2度目となる彼らは、すっかりリラックスした様子。沖縄料理の話題では、「海ぶどうがおいしかったんだけど、食べてるとお前(藤田)の頭を思い出して嫌な気分になったんだよ!」(大村)、「俺が海ぶどうなら、お前は島らっきょうだろう!」(藤田)という掛け合いを見せ、読み方が難しい沖縄の地名の話などで客席も巻き込んだトークを展開し、一日のスタートから会場をほっこり盛り上げていました。
続いて、募金ブースにまず姿を見せたのはパンクブーブー。彼らの姿を見付けた子供たちや家族連れが「パンクブーブーだー!」と声を上げて集まってくると、黒瀬純は「握手ぐらいするさー」「サインも書くさー」「ありがとさー」と、沖縄風(?)に受け答え。佐藤哲夫は、ビニールの袋にぎっしりと詰め込んだ硬貨を持ってきてくれた小学生たちに、とびきりの優しい笑顔で感謝を伝えていました。この日の募金ブースには、パンクブーブーのほかに、あやまんJAPAN、野性爆弾、はんにゃ・金田哲、スリムクラブ、森三中、世界のナベアツなど、たくさんの芸人が訪れては募金を呼び掛け、お客さんたちと触れ合っていました。
チャリティーステージの2組目には野性爆弾が登場し、映画『ミステイクン』に主演した川島邦裕が「レッドカーペット、どんだけフッカフカだったか!『風の谷のナウシカ』のエンディングに出てくるフカフカしたところぐらいでしたよ!」と、よくわからない比喩で力説。続いて登場したピース・又吉直樹は、MCのパンチ佐藤に「妖怪“ひょうすべ”かと思った」と言われ、「せめてもっとメジャーな妖怪の名前を言ってください」と暗い声で抗議する場面も。ちなみに又吉はおばあちゃんが沖縄に住んでいるそうで、明日13年ぶりに会いに行くと語っていました。
終日たくさんの人でにぎわったチャリティーステージ前ですが、この日一番の人であふれ返ったのが、フットボールアワーの岩尾望とチュートリアルの徳井義実&福田充徳が登場した時間帯。握手会を兼ねたステージ上の募金には、沖縄コンテンツランドのチャリティーステージが開幕してから最も長い列ができ、ステージ上の芸人たちは一人ひとりの募金を丁寧に受け取り、感謝を伝えていました。
この日、最後にチャリティーステージ登場したのは、博多華丸・大吉。ケータイカメラやデジカメを構えるたくさんのお客さんに、華丸は「シャッター・チャーンス!」とキメポーズ(?)を見せて沸かせていました。「僕らは映画には一瞬も出ていません! オーディションの話すら来ませんでした!」と悔しげな華丸は、「僕らも出させてもらってないですよー」というMCのザ・パンチに、「来年はここで、お互い映画出演者としてお会いしましょう!」と力強く宣言。プレゼント争奪のじゃんけん大会で会場を盛り上げ、最後には募金の協力を力強く呼び掛け、一日を締めくくりました。
一日の終わりまで人波が続いた沖縄コンテンツランド。チャリティーステージや募金ブースはもちろん、缶詰・レトルト食品・タオルなどの支援物資を受け付けているブースや、協賛企業のブースにもたくさんの人が集まっていました。一日を通して見どころのあるコンテンツランドは、明日の最終日にはさらなる盛り上がりを見せてくれそうです。ぜひ、足を運んでみてください!