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2011.03.25  
個性豊かな沖縄ミュージシャンが熱唱! 寒さを吹き飛ばす熱いライブにお客さんもノリノリ
3月25(金)、宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージで、「エール,ラフ&ピースうちなーミュージシャンライブ」が開催されました。このイベントは、沖縄県で放送されているテレビ番組『ラフピー!~沖縄国際映画祭への道~』」が開催した 「ウチナーミュージックバトル」を勝ち抜いた、5組の沖縄出身ミュージシャンがパフォーマンスを見せるというもの。彼らの力強い歌声と演奏で、会場は熱気に包まれました。
3月25日うちなー1
まず初めに、沖縄出身のセブンbyセブンがステージに登場。日が暮れて冷たい海風が吹くなか、玉城泰拙は『Mr.インクレディブル』のコスプレで現れ、観客の失笑を買っていました。続いて、MCのフットボールアワーとはんにゃが登壇すると、会場からは黄色い歓声が。カメラ目線の金田哲に、後藤輝基が「チラチラ見ない!」と鋭いツッコミを入れていました。続いて『ラフピー!』MCのガレッジセールもステージに現れ、さらに観客のテンションを盛り上げます。
3月25日うちなー2
注目のトップバッターは、18歳の女性シンガー・南海(なみ)さん。アコースティックギター1本というシンプルなスタイルで、スローバラードを歌い上げていました。「流れ星」は若い男女のもどかしい想いを、流星になぞらえた切ない歌。彼女の透き通るような声に、後藤も「キレイな声!」と絶賛。南海さんも「こんな大勢のお客さんの前で歌えてとても気持ちよかったです」と満足そうでした。日ごろの活動を聞かれると、「あんまり……ライブとかしてないんです」とポツリ。それを聞いた岩尾望は「素人がステージに上がってますよー」と叫んで、会場の笑いを誘っていました。
3月25日うちなー3
2番目に登場したのは4人組男性ボーカルグループ・岬。4人そろって黒いTシャツに白い帽子という衣装で「被災地に少しでも笑顔が届きますように!」と大きな声を張り上げ、歌う前から熱気ムンムン。パフォーマンスが始まると、背中に“岬”と書かれた白いシャツを羽織り、ラップ調のメロディーで「スイヒッヤー、スイヒッヤー」という掛け声を会場中に響かせていました。パフォーマンスの終盤、おもむろに白い布を広げると、そこには“JAPANはひとつになるんだ!小さな気持ちが大きな奇跡を起こすんだ!”と手書きのメッセージが。彼らの熱いステージに、フットボールアワー、はんにゃも圧倒されていました。
続いて、2人組男性ボーカルユニット・Twin-X(ツインクロス)が登場。MC担当・TOSHIとボーカル担当・DANの出会いは看護専門学校だったそうで、会場には駆け付けた同級生は大きな声援を送っていました。TOSHIのクールなラップと、DANの美しい歌声が絶妙のハーモニーを奏で、会場のお客さんも手を左右に振り、大きな盛り上がりを見せていました。
4番目には、3カ国語を駆使する異色の3人組ラップユニット・DASTAMAS(ダスターマス)がパフォーマンスを披露。スペイン語と日本語担当のROMEL、中国語と日本語担当のCY-RUSS、イギリスの血を引くDJ 1000mile。そんな彼らの世界観を表した曲「言語チャンプルー」では、中国語のラップと軽快なリズムに、客席から自然と手拍子が起こっていました。
トリを飾ったのはThe Blue Sky Kick’s。女性ボーカルを擁する4人組ポップバンドで、うるま市の高校の同級生が結成したバンドです。「私たちにできることは歌を歌うことだけです!」と寒いなか、Tシャツ1枚で熱唱するボーカルのまぃこさんの姿に、寒さも吹き飛びそうな勢い。彼らの「ココロアカリ」は県内で放送されているCMソングに使われているとあって、会場はノリノリ。立っている観客に「一緒にジャンプしてくださーい」と元気よく声をかけていたまぃこさん。ライブ後に、後藤から「一緒にって言ったわりには、ジャンプ低かったですねー」とツッこまれ、会場は温かい笑いに包まれていました。
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