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2011.03.22  
レッドカーペットの来場者から続々と被災地へのエールが
3月22日(火)、第3回沖縄国際映画祭が、メイン会場となる沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)で開幕。オープニングを華やかに彩るレッドカーペットイベントには、映画祭上映作品に出演する俳優や芸人、映画人などが次々と登場し、東北地方太平洋沖地震で被災された方々のために、遠く沖縄の地から「心のつながり」と「エール」を送りました。
この日のレッドカーペットは、L字型に折れ曲がった形のステージとなり、その距離は全部で約300メートル。そしてちょうどカーペットの折れ曲がった箇所にはマスコミ関係者のカメラマンがずらりと陣取っていて、その様子は非常に圧巻でした。もちろん沿道のお客さんたちは期待に胸を膨らませている様子で、皆さん笑顔でレッドカーペットを始まるのを待っていました。この日のお天気はあいにくの雨模様でしたが、レッドカーペットイベントが始まる頃には少しずつ雨足が弱まってきました。
カーペットの入り口の方で「キャー」という歓声が起きました。いよいよレッドカーペットイベントのスタートです。L字になっているため、取材席からカーペットの入り口の様子は見ることはできませんでしたが、次第に歓声が近づいてくるのを感じることができます。オープニングセレモニーの総合司会を担当する今田耕司、MCの木佐彩子さん、佐藤麻衣さんの3人がいよいよ登場しました。今回の映画祭についてコメントを求められた今田は「みんな応援していますから、被災地の皆さんに元気を分けられたらと思います。今日から日曜日まで盛り上げて元気を発信したいと思います」と宣言しました。
3月22日レッドカーペット2 2
沖縄出身のガレッジセール・ゴリは「今回はチャリティーということで、気持ちを義援金として届けたいと呼び掛けたら、これだけの方々が集まってくれました。前の日から募金箱を持って義援金を呼び掛けていても、涙が出るくらい長蛇の列ができるんですよ。離れた沖縄でも心がつながっているんだと。そういうのを見ると、人間も捨てたもんじゃない。地球人としてみんなが助け合いで頑張ろうって動いているのを強く感じました。僕らも国際映画祭で東北の方々の力になれたらと思い、一生懸命これからも頑張りたいと思います」と被災地にエールを送ると、ほっしゃん。も「遠い場所から元気を送るのが僕らの使命です。芸人の僕たちがうつむいていたら、みんなもうつむいてしまいます。やっぱり僕らのいいところと言ったら、みんなを巻き込んでしまうところですから。ぜひ笑ってほしいですね」と映画祭に対する決意を語りました。
3月22日レッドカーペット2 3
さらにこの日は女優陣も多数来場し、レッドカーペットを華やかな雰囲気に包みました。『月光ノ仮面』に出演する石原さとみさんは「東北に対する思いが強いので、東北のために頑張りたいです。信じて待っていてください」と語ると、『FLY! ~平凡なキセキ~』に出演する相武紗季さんも「私たちが一歩一歩歩くことで、被災地の方々が元気になっていただければと思うので、毎日を一生懸命歩いていきたいと思います。それが伝わればいいなと思います」とエールを送りました。さらに『津軽百年食堂』に出演する福田沙紀さんは、「地震の前日は青森にいて、その前は宮城、岩手にいて、その時に会った人たちの安否も分からないのですごく心配です。今この時、一致団結するしかないのかと思います。このイベントでまた皆さんの元気が出るといいなと思います」と笑顔でコメントをしていました。
今年の映画祭のスローガン「Yell,Laugh&Peace(エール、ラフ&ピース)」を象徴するように、レッドカーペットイベントに登場した芸人、俳優、映画人からは次々と被災者へのエールが送られました。
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