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2011.03.20  
友近&藤井隆が即興コント!『吉原炎上』の名シーンを再現
3月20日桜坂劇場1300
桜坂劇場で開催中の「Yell,Laugh&Peaceカウントダウンフェスタ」3日目の3月20日(日)、「友近が語る『吉原炎上』」のトークショー&生オーディオコメンタリーが行われました。出演者の藤井隆、浅越ゴエ(ザ・プラン9)、レイザーラモンRG、友近は、中山美穂の『WAKU WAKUさせて』に合わせて登壇。1980年代のヒットソングに4人ともノリノリの様子で、歌詞を口ずさんでいました。
五社英雄監督の代表作である『吉原炎上』の設定について、司会の浅越が友近らに尋ねると、藤井が客席を見ながら「子どもがいるけど大丈夫?」と心配していました。友近も言葉を選びながら話すものの、結局はあられもない表現となってしまい「だってそうなんだから仕方がない!」と開き直って説明していました。
中学生のころ、本作の宣伝のナレーション聞いてファンになった友近は「子どもの時はちょっとエッチな映画という印象が強かったけど、大人になってから見ると、女性のはかなさや男女間のテーマを考えさせられる」と魅力を語りました。また、藤井も「五社監督の作品は好きな映画ジャンルではないけど、子どものころに見た印象が強く残っているものが多い」と作品の偉大さを語っていましたが、レイザーラモンRGは「14型のテレビでよく見ていました」と的外れな意見で一同を失笑させていました。
さらに、友近が「キャストが魅力的。五社監督は伸び悩んでいる女優をあえて起用するんですけど、その女優が残している最後の力こそが、迫真の演技を生むんです。そうやって女優として復活したのが、かたせ梨乃さんなんです」とうんちくを披露すると、会場からは「へぇ~」っと感嘆の声が上がっていました。本作の主演である名取裕子さんについて、藤井は「映画の序盤はノーメークだけどすごく奇麗」と絶賛。友近も「名取さんはすごく奇麗でかわいい。そのほかにも有名な俳優さんが隠れキャラのように多く登場している」と見どころを紹介していました。
トークショーの終わりに、藤井が「どうしても名シーンを再現してほしい」と友近にリクエスト。かたせ梨乃さんが歌うシーンを友近が再現し始めると、藤井も途中から乱入し、即興コントで会場を沸かせていました。その後、スクリーン前の舞台で座布団に寝そべり、生オーディオコメンタリーの準備が整ったものの、なかなか映画が始まらないというトラブルが発生。そこで浅越がレイザーラモンRGに「“座布団あるある”をお願いします」と無茶ぶりをすると、「座布団あるある言いたい~♪座布団の端っこは糸がでがち~♪」と得意(?)のあるあるネタを披露して間をつないでいました。
生オーディオコメンタリーが始まると、友近が冒頭のナレーションで「ちょっとこのセリフ聞いて」と周りの会話を遮るシーンも。さらに、オープニングテーマに合わせて舞台上で踊りを披露するなど、友近の作品に対する熱い思いに会場は大盛り上がりでした。
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