第３回沖縄国際映画祭　2011年3月18日(金)～3月27日(日)

3月19日（土）、「第3回沖縄国際映画祭」のイベント「エール，ラフ＆ピースライブ」がパレットくもじ野外特設ステージで幕を開けました。3月22日（火）からの映画祭本番を盛り上げるために、カウントダウン期間を通して、吉本芸人が映画祭参加作品を紹介していきます。また、芸人たちがネタやトーク、ゲーム大会を繰り広げます。

ライブイベントのトップバッターとして登場したのは、世界のナベアツ、サバンナ・高橋茂雄、次長課長・河本準一、レイザーラモン・RGの4人。高橋はいきなり「ゆいま～る～！」と声を上げ、会場のお客さんは「・・・」。「このあと登場するセブンbyセブンが、『ゆいま～る～っていえば（会場の）全員が返してくれますよ』と言ったのに…」と不満げにグチりました。

司会担当のナベアツが、イベントの趣旨を軽く説明した後、4人はいったんステージを去り、芸人のネタステージコーナーがスタート。まずは、沖縄出身のコンビ、セブンbyセブンが登場です。セブンbyセブンはまず、泡盛残波ほか、沖縄ローカルCMをネタにしたコール＆レスポンスで会場を盛り上げます。漫才は「沖縄をモチーフにしたアニメを作る」というネタで、アニメ「ドラゴンボール」を沖縄の物産や出身者の名称でパロディにするものでした。

続いてハイキングウォーキングが登場。お得意の“スーパーイリュージョン”は「風船を膨らませて、誰かに離してもらった瞬間をキャッチします」「段ボールの上にまったくつぶさずに10秒以上乗ります」。定番の「500mlのコーラを一気飲みして、ゲップをせずに山手線の駅名を1周言います」では、沖縄に走るモノレールの駅名で挑戦しようとしましたが、駅名が分からず、「じゃあ、山手線で」という形に戻りました。

ネタステージ後は再びナベアツ、高橋、河本、RGが登場してトークを。実はこの4人は、昨年公開された世界のナベアツが監督した映画作品「さらば愛しの大統領」にほかの3人が出演したという関係なのです。高橋は「思い出に残る映画です。自分らしい演技ができました」と言いつつ、出演時間はわずかで、「撮影時間15分」。河本も「俺7分」と振り返ります。それなのに待ち時間は長かったらしく、「でも撮影の合間には雑誌8冊読みました」（高橋）、「俺は自分のつなぎの衣装を買いに行きました」（河本）とぶっちゃけていました。これに対して“スッパイダーマン”という役で出演したRGは「すべってもらおうと思ったのに、最後にはエキストラ全員を笑わせてた」とナベアツ監督。RGは役柄にぴったりはまったのだとか。このステージ後、桜坂劇場でトークショー＆上映会も行うため、4人は「そちらにもぜひ！」と力を込めておりました。

ラストは全員でのプレゼントじゃんけん大会。沖縄国際映画祭上映のチケットがプレゼントされるのですが、ナベアツが「5組2000名の方に」とひとボケ。高橋、河本から「多い多い！」「ひと組400人て、集めんの大変や」とナイスなツッコミが入りました。プレゼントゲームは、会場に集まったお客さんのうち、最後まで勝ち残った5人にチケットがプレゼントされるというもの。今後のステージイベントでも用意されているので、ゲームに参加したい方はぜひパレットくもじへどうぞ。