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2011.03.25  
街中で妄想する男&冷蔵庫と旅する男! ヘンな男を描いた2作品を木村祐一&トニー・ホークスさんが語る
3月25日トーク1
3月25(金)、宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージで、「エール,ラフ&ピーストークSP」が開催されました。 最初に登壇したMCのライセンスは「皆さん、寒くないですかー?」と元気にあいさつ。客席の後方で様子を見ていたお客さんにも「前に来て楽しんでくださーい!」と大きな声で呼び掛けていました。
3月25日トーク2
続いて、『オムライス』の監督を務めた木村祐一と出演者の南野陽子さん、『ROUND IRELAND WITH A FRIDGE』の原案・脚本・主演を務めたトニー・ホークスさんがステージに姿を現しました。本業はコメディアンで作家というホークスさん。木村は、初日のパーティーで知り合い、すぐに意気投合したと語っていました。沖縄は初めてというホークスさんが「ゴーヤーと“オキノミアキ(お好み焼きのこと)”を食べた」と話すと、「オキビキ(置き引き)アキ? なんか犯罪の匂いがするなー」と木村が返し、ステージ上は和やかなムードに包まれていました。
映画『オムライス』は、オムライスを作ろうと買い物に出かけた男が、行く先々で出会うさまざまな“モノ”について妄想を膨らませていくというストーリー。明石家さんまをはじめ、総勢70名の芸人が出演しているという現場では、キャスティングした木村も「わぁ、今日はこんな人が来はった」と、日替わりで現れる芸人たちにワクワクしていたそうです。
FUJIWARA・原西孝幸の妻を演じた南野さんは、「木村さんじゃないと撮れない不思議な作品」と笑顔で話し、木村の礼儀正しさを絶賛。「とても品が良くて、ご飯を2回に分けてよそいなさいとおっしゃるんです。そのほうがおいしそうだし、礼儀にもなるって」と、食にもこだわりを見せる木村ならではのエピソードを話しました。大勢の芸人が出演していますが、木村いわく「映画の中では誰一人ボケていません」とのこと。原西でさえ、ギャグを連発している普段のキャラを封印して、亭主関白な夫を演じていたそうです。
冷蔵庫を持って旅をする男の姿を描いた『ROUND IRELAND WITH A FRIDGE』は、ホークスさんの実体験に基づいた作品。実際に、アイルランドで冷蔵庫を持ちながらヒッチハイクしている男性を見かけて、本当にそんなことが出来るか友達と賭けたことがきっかけになったそうで、この体験を書いた原作小説は、世界中でベストセラーになりました。
実際に撮影で使われた冷蔵庫を持参したホークスさんは、「冷蔵庫には何が入っているんですか?」という質問に、「撮影のときは靴や服などを入れていたんですが、今は映画のサントラCDが入っています」と愛着たっぷりに冷蔵庫を見つめていました。見どころについては「アイルランドの皆さんの温かい人柄です。一緒に旅をしたこの冷蔵庫を、まるで本当の相棒のように扱ってくれました」と語っていました。
最後に一言ずつ求められると、まずは木村が「こんな状況の中で、いろんな思いがありますが、自分が元気を出さないと何も始まらない。人が元気になれば楽しい。それを信じてこれからも頑張って行きますので、よろしくお願いします」とあいさつ。続いて、南野さんが「とっても木村さんらしい作品なんですが“こういうこと、あるある”と皆さんも思うはず。自分だけのシーンを見つけてください」と映画をアピールしてくれました。最後に、ホークスさんが「日本に来られて本当に光栄でした。日本の文化にも触れられて楽しかったです。何よりこの映画祭がチャリティーイベントとして行われたことが本当にすばらしいと思います」とコメントし、イベントを締めくくりました。
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