3月25日(金)、宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージで「World Wide Laugh決勝大会」が開催されました。MCを務めるのはサバンナ・八木真澄&高橋茂雄と、楽しんごの3人。登場するなりステージから客席へ降り、観客とスキンシップを取る楽しんごに、八木が「どこの世界にお客さんの髪つかむやつがいんねん!」と早くもツッコミを入れていました。楽しんごは「I’m sorry」と返し、八木は「なんで英語やねん! 皆さん、寒さのせいで楽しんごが壊れてます!」とテンションの高い掛け合いを見せ、客席を盛り上げていました。
3人の「東北にエールを送りたいと思います!」という呼び掛けの後、いよいよイベントがスタートしました。この大会の趣旨は、翻訳なしで世界中の人を笑わせること。“ゴールの瞬間の喜びを言葉を使わずに表現してください”というテーマに対して、世界中から250本以上の映像作品が集められ、選考委員によって厳選された映像15本が上映されました。
フジテレビ制作の、ワッキーが危険地帯で“ホッピング”をする映像が流れると、会場から驚きと感嘆の声が上がりました。楽しんごは「ワッキーさんが落ちたらどうしよう!って感じで、手に汗を握りました」と、ヒヤリとした心情を吐露しました。
テレビ朝日が制作した「333 トリオさん」の映像では、体重100キログラム以上の巨漢芸人が次々とジャンプをして飛距離を延ばそうとする姿に、会場が爆笑の渦に巻き込まれました。映像が終わると、会場の隅で様子を見ていた出演メンバーがステージへ登壇。サバンナの「せっかくだからあのジャンプを見てみよう」という提案で、ステージ前の砂浜でジャンプの実演が行われました。しかし1メートルほどしか跳ぶことができず、その姿にお客さんはまたもや大盛り上がりでした。
続いて「いきなり!黄金伝説。」の映像では、煎餅を1000枚食べるチャレンジをするタカアンドトシが登場。チャレンジ達成の瞬間に感極まって泣いてしまったタカの姿に、客席は笑いと感動に包まれました。
TBS「あらびき団」制作の映像“BALOON MAN The CHALLENGE”では、巨大な風船に包まれたマッチョな男が陸上競技をする滑稽な姿に会場中が大笑い。「風船が割れる一瞬のなかで、急にマッチョが現れるのが面白い」という意見に賛同した高橋は、ステージ脇に隠れてシャツを脱ぎ、上半身裸になって登場。すかさず楽しんごが抱きつき、八木は「世界のどこに出しても恥ずかしいノリすんのやめてもらえますか!」と、キツいツッコミを入れていました。
最後に、会場内とニコニコ動画で集計されたアンケートで5作品が選ばれました。そのなかで、TBS「あらびき団」制作の“BALOON MAN The CHALLENGE”が、World Wide Laughグランプリと、ニコニコ動画賞をダブル受賞。審査員からは「被災地の方々に今すぐでも観せたい元気が出る作品」と太鼓判を押され、会場からは納得の声が上がり、満場一致での受賞となりました。