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2011.03.25  
待望の映画出演なるか? サバンナ・八木が急きょ“演技テスト”に挑戦
3月25日ナイト
3月25日(金)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター・シアター4にて、ジャンルにとらわれずに幅広いテーマを扱った「パノラマスクリーニング」7作品の一つ、『ナイトクルージング』の上映とトークショーが行われました。同作品は若年層へのHIV/エイズ啓蒙活動として製作されましたが、単に感染拡大防止を目的とするものではなく、さまざまな壁に立ち向かう姿を描いたショートフィルムです。上映前に行われたトークショーには、武田竜治監督、サバンナの八木真澄と高橋茂雄、出雲阿国の4人が出演しました。
まず進行役の阿国が登場し大きな拍手を受けると、「芸人は拍手されると安心するんですよ」と満面の笑みを浮かべていました。次に登壇した武田監督をサバンナの2人が「26歳です」と紹介すると、多くの女性で満席となった会場から大きなどよめきが。阿国は「ほらほら、女の子が色めき立ちましたよ」と、少し緊張気味の武田監督をリラックスさせていました。
サバンナを起用するならどんな役にするかという話題では、武田監督が「高橋さんは学園モノの高校生役」と断言。「35歳ですけど……」と困惑する高橋を尻目に、「大丈夫。ヤンキーの手下役でぜひ!」と、太鼓判を押しました。また、「私は……」と割り込んできた阿国には、「ぜひヒロインで!」と優しさを見せる武田監督。それでも謙虚な阿国は、「沖縄に来てから一日5回も食べて、おなかパンパンの私でも大丈夫ですか?」と申し訳なさそうに言い、大きな笑いを誘っていました。
その後は、広く映画についてトーク。高橋は「オレ、(いい映画を見たら)号泣するよ。素直に感情が表せる映画が好きやねん」と熱弁。八木は負けじと、「映画ノートを作って点数をつけてます。10点満点は、『タイタニック』『メリーに首ったけ』かな」と誇らしげに披露したものの、「普通やん!」と阿国にツッこまれるばかりか、「佐藤浩市のような硬派俳優が好き」と言ったばかりに、演技テストをする羽目になってしまいました。恋愛、シリアスとシーンを変えてリハーサルを行った結果、「ちょっとダメですね。クビです」という武田監督のバッサリぶりに、会場は爆笑の渦に包まれました。
最後に高橋が『ナイトクルージング』について「重いテーマですね」と切り出すと、武田監督は真剣な表情で、「何か一つでもいいから、映画から得たメッセージを持ち帰ってほしい」とコメント。「上映作品が初監督作品。今後は幸せを感じてもらう映画をテーマに活動していければうれしいです。もちろんコメディにも挑戦していきたい」と、創作意欲が尽きない様子の武田監督でした。
3月25日ナイト2
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