宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージで、3月23日(水)を締めくくるラストのイベント「ダイナマイトバカソウル」が行われました。笑いと音楽を融合させたクラブイベントである“ダイナマイトソウル”への沖縄上陸ということで、ダイノジを始めとするメンバーの気合いも十分。歌ネタやダンスネタのオンパレードで、夜のトロピカルビーチを笑いと熱気の渦に巻き込みました。
イベントスタートに登場したのは、平成ノブシコブシ・吉村崇扮する“ヘルペス・プレスリー”。「沖縄のお客さんは上品なのか!? 座って見るつもりなのか!? 文句があるなら前に来い!」という言葉で、観客たちが舞台前に押し寄せ、オールスタンディングのライブが始まりました。
最初のパフォーマーは、ピンクのミニドレスというお馴染みのコスチュームで舞台上に現れた渡辺直美。曲に乗せて激しいダンスを披露し、客席を笑いとお色気(?)で盛り上げていました。続いて、こりゃめでてーな・大江健次扮する“mckj”がオリジナルのラップを披露。ファンが少なく、後輩のはんにゃやしずるに嫉妬する自分を歌ったラップに、客席から爆笑と声援が送られていました。
次に登場したのは、ヒップホップスタイルに身を包んだエハラマサヒロ。ボイスパーカッションとロボットダンスで観客の心をつかんだ後、アニメヒーロー風にアレンジした「ピクニック」や、壮大なバラード調の「雪やこんこん」を熱唱してくれました。また、2700は“つま先がチャームポイントのアイドル”や“陽気なダンスを踊る人”などオリジナルのアイドルソング(?)を歌い、客席から本物のアイドルのような声援を浴びていました。
その後“ヘルペス・プレスリー”のアメリカンジョークコーナーや、渡辺直美とキャンデイズの歌に続き、満を持して“DJダイノジ”が登場。大谷ノブ彦のDJと、大地洋輔のエアギターとダンスで、客席の盛り上がりは最高潮に達しました。途中、大谷の「物まね番長!」の呼び掛けで、エハラマサヒロが再度登場。忌野清志郎さん、矢野顕子さん、山崎まさよしさん、森山直太朗さんと次々と物まねを披露し、締めくくりに「ウルトラソウル!」と叫び、大きな拍手に送られてステージを去っていきました。続いて“mckj”や、X JAPANのコスプレをしたアップダウン・阿部浩貴、2700、大地扮する“デブ旦那”のユニット・豊満乃風が“DJダイノジ”のステージに登場し、笑いと音楽に満ちたパフォーマンスを見せてくれました。
イベント終了が近付き、大谷は「仕事でDJをずっとやっていたんですけど、沖縄で絶対にこの曲をかけたかったんです!」と、モンゴル800の「小さな恋のうた」を流し、出演者も観客も大合唱に。続いて、出演メンバー全員でダイナマイトバカソウルのテーマ曲を歌い、イベントは終了。大谷の「僕は代表じゃないけど、映画祭に来た芸人はみんな感謝しています! ありがとう!」、吉村の「また来年会いましょう!」の叫びで、イベントを締めくくりました。