第3回沖縄国際映画祭のメイン会場となっている宜野湾市の沖縄コンベンションセンターには、映画、テレビ、ゲーム、モバイルといったコンテンツホルダーなどが一堂に会し、コンテンツや製品、サービスをプレゼンテーションする「コンテンツランド」が3月23日(水)にオープンしました。その会場内に、東北地方太平洋沖地震の被災地へ送る募金と支援物資への協力を呼び掛けるため、チャリティーステージ、支援物資受付ブース、募金受付ブースが特設されています。そのチャリティーステージには、毎日多くの芸人が登壇し、来場者へ笑いを届けつつ、募金協力へのお願いをイベント形式で開催しています。
この日、チャリティーステージのイベントで一番の観客を集めたのが、品川庄司とハイキングウォーキングでした。その数は、老若男女およそ200人以上。規制用のロープがはられるほどの盛況ぶりを見せました。MCのザ・パンチから紹介されると、登場するやいなや、2組に大きな拍手が送られました。
品川は自身の監督作で、映画祭でも上映された映画『漫才ギャング』の話を展開。大盛況だったことへの感謝の言葉とともに、レッドカーペットにも参加した出演者の石原さとみさんについて、「めっちゃカワイイんっすよ! 控え室では、芸人たちの視線を集めていました」と、とても興奮気味に裏話を語っていました。
その後のジャンケン大会ではゲストとMC全員が観客を巻き込んで楽しむなど大盛況。最後には、鈴木Q太郎が「卑弥呼さま~!」と持ちネタを披露、続いて庄司智春が「ミキティー!」と叫び、この回で一番の大きな笑いと拍手が鳴り響きました。
本日、最も登壇者が多かったのが、トータルテンボス、黒沢かずこ、椿鬼奴、桜 稲垣早希、渡辺直美の人気芸人たちが一気に登場した回。開始前から、10代後半から20代の若者を中心におよそ100人以上が集まりました。19日に沖縄入りしたという椿鬼奴は、すでに2回もコインランドリーに行ったこと、南海キャンディーズのしずちゃんとバッファロー吾郎・木村明浩と一緒にボクシングの平仲ジムに行ったことを告白。そして、習ったばかりのファイティングポーズをノリノリで披露しました。ステージ上で募金の呼び掛けが始まると、長蛇の列ができていました。募金した人たちは芸人からオリジナルステッカーが直接手渡され、さらに、握手をしてもらえたり、サインしてもらえたりと大喜びでした。
一方、会場の一角に設けられた募金受付ブースでも、忙しい合間を縫って駆けつけた芸人たちが、お客さんに募金の呼び掛けをしていました。ブース開設後に一番乗りしたのは、しずる・村上純と博多華丸・大吉の大吉。ブースに並んだ2人は、「珍しいコンビがやっております」「あんまりない並びですよ」と、周囲の笑いを誘いながら行き交う来場者に声をかけていました。村上は、「吉本の関係者も、そこの音声さんも、みんなお願いします!」と、取材に来ていたマスコミ関係者にも募金をお願いしていました。その熱意に応えるかのように一般客が集まり始め、募金ブースは大盛況に。
そのほか、NMB48やパンクブーブー、デッカチャンらが募金ブースに立ち、それぞれ真剣な表情で募金の呼び掛けをしていました。その声に立ち止まって募金箱にお金を入れてくれた人たちとの交流の様子がまさに和やかな雰囲気でした。映画祭開催期間中は、同会場でこのイベントが行われますので、会場に足を運んだ方は、ぜひ、ご協力をお願いします!