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2011.03.22  
【沖縄で生まれたエールを浴びながら】沖縄1日目――3月22日(火)
第3回沖縄国際映画祭の幕開けを飾るレッドカーペット(15時45分開始)まで、あと3時間。朝方からの激しい雨は、今、奇跡のように止んでいる。
だが、降水確率は40%。微妙な数字だ。
レッドカーペットから続くオープニングセレモニーの舞台となるビーチステージ前のホスピタリーラウンジから海を眺める。結構、風が強く、波が荒い。打ち寄せる白い波頭がはっきり見える。
ステージ上ではスタッフたちが透明のナイロンレインコートを羽織って音チェックなどリハーサルに向けて懸命に頑張っている。
私たちにも、できることがきっとある。
れが今回、第3回沖縄国際映画祭のスローガンだという。
今日時点で福島第一原発の1~4号機には懸命の送水作業が行われている。まだまだ安心する過程にはない。
だが、ここで、中途半端な自粛ムードで、西日本まで暗くなってしまったら経済は回らなくなり、日本全体が停滞してしまうだろう。エンタテインメントだけが地球を救うのならば、この難事を乗り越えるために、今こそ、沖縄を元気にし、西日本を元気にし、九州を、四国を、近畿を、中部地方を元気にして、その勢いで、彷徨う東日本を元気にするしかない。助けるもの(西日本)が、しょげていたのでは、助けを求めるもの(東日本)は素直に甘えられないからだ。
今日のレッドカーペットイベントでは、カーペットを歩くゲストが控える待機場所(近隣のホテルのバンケットルーム)という舞台裏を取材した。そこでは華やかな表舞台からは想像できない、スタッフの分刻みの神経戦が繰り広げられていた。演出の狙い通りに進行させるためには緻密な段取りが必要なのだ。みんな頑張っている。ご苦労様!
明日以降、ここ沖縄を舞台に、どんなエールが、どんなメッセージが発せられていくのか。その裏側では、どんな人間模様が、どんなドラマが繰り広げられているのか。その現場のリアルを見守っていきたい。
(文=麻生香太郎)
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