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2011.03.19  
『男はつらいよ』を愛するなだぎ武&椿鬼奴たちが“寅トーク!”
3月19日桜坂劇場1920
3月19日(土)の夜、『Yell,Laugh&Peaceカウントダウンフェスタ』2日目を締めくくるイベントとして、“寅さん”こと渥美清主演の人気シリーズ映画『男はつらいよ』のトークショー&生オーディオコメンタリーが行われました。
出演者は『男はつらいよ』が大好きだというなだぎ武(ザ・プラン9)、バッファロー吾郎・木村、椿鬼奴と、司会進行を担当するCOWCOW・山田。さらに「出番は終わったけど暇だから」と、急きょ藤井隆が出演することに。映画『男はつらいよ』のテーマソングが流れる中、全員が登壇し、山田の「“寅トーク”です!」の一声でトークショーがスタート。早速、なだぎが「木村さん、今日は“おもしろくな~る”は何錠飲んできましたか?」と振ると、木村は「2億5錠です!」と即答し、その効果からか(!?)早くも会場に大きな笑い声が響きました。
まずは、それぞれが『男はつらいよ』への愛着ぶりを告白。山田、なだぎ、藤井の3人は「作品の舞台になっている柴又のだんご屋さんに行ったことがある」と誇らしげに語っていました。ところが、藤井は仕事でだんご屋さんに行ったことがあるだけで、実は1作しか見たことがないことが発覚! さらに、なだぎが「お客さんの中で1作も見たことがない方はいますか?」と観客に尋ねると、大半が『男はつらいよ』を1度も見たことがないという結果に…。これには驚いたのか、なだぎは「本当に1作も観てないの!?」、椿は「どうして今まで見ずにこれたの!?」、木村は「1作もですか…。じゃあハッサクを食べたことをある方はいますか!?」と、ショックを受けた出演者たちは観客たちに次々と質問を投げ掛けていました。
続いて、上映される『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』に関して、浅丘ルリ子が演じたマドンナ・リリーについて語り合うことに。山田が「リリーさんの職業は何ですか?」と尋ねると、木村が「スーパーカーのレーサー!」と答え、急きょ大喜利がスタート。椿は「袋とか手作りして売る人」、藤井は「パーマのロットを作る工場で働いている人」、なだぎは「毛布をコートにする人」と各自が答え、舞台上も観客席も大盛り上がり。『男はつらいよ』のDVDボックスを持っているというなだぎが「歌手です」と本当の答えを言って大喜利は終了しました。
その後、作品を見ながら出演者たちがコメントをしていく“生オーディオコメンタリー”が始まりました。なだぎは「集中して観たい方は『うるさいぞー!』と言ってください。すぐに黙りますから」と言ったものの、映画が始まると全員が集中して見てしまい、コメントは少なめに。見かねた藤井が「普通に観てません!?」と、あきれて全員にツッこむ一幕もありました。『男はつらいよ』の序盤は、主人公・寅次郎の夢のシーンで始まりますが、今作の夢のテーマは“海賊”。藤井は「夢のシーンは当時の世相を反映していると聞きましたが、公開当時(1975年)に海賊がらみで何かあったんでしょうか?」と首をかしげ、なだぎは「この作品が後々『ONE PIECE』に影響を与えたんですね」と語っていました。
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