3月19 日(土)、桜坂劇場にてカウントダウンフェスタ「武田鉄矢大好き芸人トークショー『刑事物語2 りんごの詩』」のトークショーと、生オーディオコメンタリー上映が行われました。登場したのは、“武田鉄矢さん好き”を公言するなだぎ武(ザ・プラン9)、川谷修士(2丁拳銃)、阿部智則(POISON GIRL BAND) の3人。大好きな武田さんの名作とあって、3人の愛と熱のこもったイベントとなりました。
映画のテーマソングが流れる中、司会進行を務める川谷に呼ばれ、ステージに上がったなだぎと阿部。“武田鉄矢大好き芸人”ということで、なだぎは「私、なだぎ、たけーーしと申します」と武田さんの物まねをしながらあいさつ。一方、長髪が昔の武田さんっぽい(!?)阿部は「ちがーう! みうらじゅんになってる!」とボケをかましていました。
今回の「刑事物語」は1982年からスタートした全5作の映画シリーズで、ドラマ「3年B組金八先生」と並ぶ武田さんの代表作。なだぎは「僕のバイブル! 主人公の片山元は僕のあこがれなんです」と切り出し、劇中に出てくる有名な必殺技“ハンガーヌンチャク”について「昔、教室でやってましたよ! 当時流行りましたよね~」と懐かしそうに語っていました。
一方、阿部は「後輩とよく『刑事物語』を見る」と話し、しずる・池田一真と一緒に、映画の内容を台本に起こして再現したこともあると告白。映画の魅力については「アクション、涙、笑い…、エンターテインメントの要素がすべて詰まってるんです。特に、『刑事物語2』は武田さんの体のキレが、キレッキレッですごいですよ!」と熱弁を振るっていました。
そんな、武田さん好き、刑事物語好きの一同による生オーディオコメンタリーは、作品を知り尽くしているだけに小ネタ満載のオンパレード! 映画を見ながら、なだぎが「武田さん、これから看板のところでコケますから。見ててくださいね。はい、はい、コケたー!」と実況中継で笑わせ、阿部は「武田さんのお辞儀した時のバックスイングが早い」「走り方に特徴があるんです」などマニアックなウンチクで会場を感心させていました。
「もうちょっとしゃべる?」(なだぎ)、「『(刑事物語)2』のヒロインが一番好き」(川谷)、「『(刑事物語)4』の話がしたいな~」(阿部)など、いつまでも話の尽きない3人。会場の半分はすでに作品を見た方だったのですが、武田鉄矢大好き芸人たちの熱と愛のこもったトークや生中継で、普通の映画上映では味わえない、新たな映画の楽しみ方をお客さんたちも満喫しているようでした。