第３回沖縄国際映画祭　2011年3月18日(金)～3月27日(日)

3月19日（土）、『Yell,Laugh＆Peaceカウントダウンフェスタ』2日目のこの日、那覇市にある桜坂劇場で、作品と一緒に映画大好き芸人のトークが楽しめるイベント「フルポンが学ぶ映画の魅力『ゾンビランド』」が行われました。

“フルーツポンチが映画に詳しい先輩芸人から映画の魅力を学ぶ”という趣旨で行われたこのイベントには、COWCOW・山田、2丁拳銃 、POISON GIRL BANDが登場。2丁拳銃・小堀を除くほかのメンバーは、映画好きな芸人を集めて“吉本映画部”を作り、定期的にイベントを開催するほど映画好きだそうです。

トークショーでは、1度だけ酔っ払ってその映画部のイベントに行ったことがあるという小堀が、フルポン・村上に「キャラクターまでいってないけど、普通にくそダサい！」と髪形をツッこまれ、すかさず「ビートルズ（カット）です！」と応戦。ほかのメンバーに「ビートルズの誰？」と聞かれると、「誰とかじゃないんです！　全体的にビートルズなんです！」と返し、観客の笑いを誘いました。

また、2丁拳銃の川谷から「映画好きなの？」と話を振られたフルポン・村上は、「好きは好きです。教科書では教えてくれないことを結構教えてくれるな、とは思ってますけど」と、いつも通りのキザなキャラに。それには、「言い方がイラッとする！」とメンバー全員の反感を買っていました。

このイベントでは、同映画祭初の試みとなる“生オーディオコメンタリー”を実施。トークイベントの最中に座布団が配られ、それぞれが舞台の上で寝そべったところで、映画がスタート。タレントがお客さんと一緒に楽しむイベント型上映となりました。

主人公とゾンビが急接近するシーンでは、出演した芸人全員が「うわーっ！」と絶叫！　さらに手に汗握るシーンが続くと、「ほら、来るよ、来るよ！」と驚くメンバーや声を出さず見入るメンバーがいるなど、“家で友達と一緒にDVDを観る”感覚で観客たちと一緒に楽しんでいました。