第３回沖縄国際映画祭　2011年3月18日(金)～3月27日(日)

3月26日(土)、沖縄コンベンションセンターで、上映作品『TSY』のレッドカーペット＆舞台あいさつが行われ、中川通成監督、主演のピース・綾部祐二、福田沙紀さん、カナリア・安達健太郎、パンクブーブー・黒瀬純が登場しました。今作は、綾部演じるヤンキー高校生が、ひょんなことからタイムスリップし、そこで出会った仲間と共に自分の未来を変えようと画策する“青春時空間移動ムービー”です。

福田さんは、レッドカーペットを歩いた感想を「沖縄は初めてなんですが、両親のハネムーンが沖縄だったので、すごく来たいと思っていました。今日もたくさんの方が集まってくれて、マンパワーというのをすごく感じました。私も楽しんで、お客さんにも楽しんでもらって、皆さんに元気を届けられたらいいなと思っています！」と満開の笑顔。続いてあいさつに立った安達が「初のレッドカーペットだったんですが、“よしもとの水嶋ヒロ”が、“日本の水嶋ヒロ”になったかな」と話すと、「記者の方のペンがピタッと止まりましたよ！」（綾）、「今、消しゴムの方を使ったよね」（黒瀬）と、ダブルでツッコミを入れられていました。

その後、劇場での舞台あいさつに5人が姿を現すと、たくさんの観客で埋め尽くされた会場からは「キャー！」「かわいいー！」「綾部—！」と大歓声が！　映画祭参加の感想を、綾部が「映画祭に来てくださった皆さんはパワーがあって本当にすごいなぁと感じました」とコメント。続けて「沖縄はキレイな熟女の方が多いなと。（ビーチステージのイベントに出演した）フラダンスの方とか」と熟女好きにふさわしい感想を語り、会場には大きな笑い声が響きました。

「僕は22日から映画祭に参加させていただいているんですけども、今日が一番水嶋ヒロに似てる」と、安達はここでも自画自賛。「だからそれ、言われてないんですよ。東京の若手内部で言われてるだけなんです」という綾部のツッコミにもめげず、「いや、でも、本当に今日が一番似てるんで、仕上げてこれて良かったです」と話すと観客から大きな拍手が送られました。

「タイムスリップできるならいつの時代がいいですか？」という質問では、安達が「僕はM-1グランプリで見事最下位になったので、その前日に戻りたい……」とポツリ。「優勝すると思ってたんだね」と綾部が慰めると、安達は「（前日の自分）“不参加しろ！”と言ってあげたい」と話し、爆笑をさらっていました。

最後に綾部は、映画の見どころを「難しく考える話じゃなくて、見るだけで元気が出るような話になっていると思います。男性も女性も楽しめる、“なんとなくホッとする”そんな感じの映画になっているので、ぜひ楽しんで見てください！」とアピール。さらに「あくまでも“主役は綾部”ということを忘れないで！」と、詰め掛けた観客たちに念を押していました。