第３回沖縄国際映画祭　2011年3月18日(金)～3月27日(日)

3月26日(土)、沖縄コンベンションセンター・シアター4で、特別上映作品『裸の銃を持つ男PART2 1/2』の上映とトークショーが行われました。同作品は、主人公のフランク・ドレビン刑事（レスリー・ニールセン）が、はちゃめちゃな奮闘ぶりで事件を解決に導くというコメディ映画の2作目です。

“2番目の女界のカリスマ”を自称するＭＣ・出雲阿国の紹介で「はいさいさー！」と登場したのは、はんにゃの金田哲と川島章良。金田のビシッとした七三分けの髪形に、阿国も「何があったんですか？」とびっくりした様子。金田は「単純に（髪形に）迷ってるっていうだけなんですけどね」と語り、客席に向かって「この髪形ありですか？」と問い掛けると、手を挙げた人がチラホラ･･･…。その反応に、金田は「はい、5人ということで」と、少々残念な様子でした。

阿国の「映画祭を楽しんでいますか？」との問い掛けに、川島は「寒いですけど、楽しんでます！」と元気よく返し、金田は「全然寒くないですよ！」とお決まりの“強がり”で答えていました。その後、阿国が「遠くから来ている方いますか？」と会場の人々に質問すると、後ろの席に座っていた外国人が「イギリス！」と一言。すると、金田が「英国の方が来ていたんですね。どうですかこの髪形？」と自信ありげに（？）に聞くと「カッコイイ！」と期待通りの返事が。金田も「テンキュ～♪」と応え、“してやったり”という表情を見せていました。

話題が映画の話になると、金田は「映画はめちゃめちゃ好きですよ。映画芸人ですから」と映画好きをアピール。ところがここで、3人そろって『裸の銃を持つ男PART2 1/2』の“1/2”という意味が分からないという致命的な問題が発生！ 川島が慌てて会場の隅に立っている男性スタッフに「どういう意味なんですか？」と聞いてしまう始末で、会場は大爆笑に包まれました。

トークの途中、川島が今回の映画祭で感じたことをポツリ。「僕ら１回目からずっと映画祭に出ているんですけど、僕だけ１回も映画に出演していないんですよ。楽屋で聞いてみたら、皆さんちょっとだけでも出ているんです。カナリアのボンさんも出ているんですよ」と悲しいエピソードが明らかに。金田が思わず「英国デビューとかあるかもしれないですよ」と先ほどの流れでフォローすると、そのやりとりに客席からは笑い声が聞こえてきました。また、阿国の「何役だったらうまくできる！とかありますか？」という質問に、金田が川島を見て「ラ･フランス役とかできるんじゃない？ そのお腹で」と一言。その振りから“ラ・フランス”なお腹を観客に見せると、女性たちの「えーっ!?」という言葉と共に、会場内が引き気味になってしまいました。

その雰囲気を一掃するかのように、話題は今後の活動について。今後、大河ドラマに出演してみたいという金田に対し、阿国も「もしかしたら、はんにゃの2人がNHKの大河ドラマで見れるかもしれないですね。皆さまも2人の活躍を応援してください！」とエールをおくり、トークショーを締めくくりました。