沖縄コンベンションセンター内にオープンして2日目となる「沖縄コンテンツランド」。こちらのチャリティーステージでは、本日も7回にわたってステージが行われ、たくさんの芸人、ゲストの皆さんが楽しいトークで会場を盛り上げ、東北地方太平洋沖地震の被災地への募金を呼び掛けました。
バラエティーに富んだ出演者によるトークが繰り広げられた今日のチャリティーステージ。まず、午前中から会場を沸かせたのが、楽しんご、ハリセンボン、ハイキングウォーキング。「ラブ注入」で大人気の楽しんごの登場とあって、チャリティーステージ前は早くから待ち構えているお客さんでにぎわっていました。楽しんごが登場すると「キャー」と客席から歓声が。続いて、ハイキングウォーキングの松田洋昌、鈴木Q太郎、ハリセンボンの近藤春菜、箕輪はるかもステージに登場。ハイキングウォーキングは前日一番お客さんを集めただけあってか、「このステージ僕ら好きなんですよ~」「なんだか落ち着きます」と親しみのある様子。トークは3組のボケ&ツッコミの応酬で軽快に進み、春菜の「アグーじゃねえよ!」という沖縄らしい叫びで、集まった観客は笑いの渦に。トークの後の募金の列も長く、楽しんごはかわいい男の子にはもちろん、老若男女問わずハグをして、「列がそこで止まってる~!」と周りからツッこまれつつも、「ラブ注入」を大サービス。スタートから終始和やかな雰囲気のステージでした。
昼過ぎにはスリムクラブの真栄田賢、内間政成が登場。「沖縄の星!」と声が掛かると、真栄田は「去年も出させていただいたんですが、その時は客が親戚2人だけでしたからねー。今日はたくさんの人が集まってくれてうれしいです」と笑顔。ちなみに昨晩はコンビ2人で飲んだそうです。飲んでいる時の会話の内容を聞かれ、「仕事の反省会です」(真栄田)、「反省して明日も頑張ろうと…普通ですよね。僕、普通の話、大好きなんです」(内間)と、いつもの淡々としたキャラを発揮していました。その後の募金呼び掛けでは、内間が「ありがとう」という意味の沖縄方言「にへーでーびる」を出演者に教え、募金に協力してくれるお客さんに全員で「にへーでーびる」と口々に声を掛けていました。真栄田が予想以上に背が高いので、子どもがちょっとおびえて握手を拒む…というほほえましい(?)場面も見られました。
午後のステージでは麒麟の川島明、田村裕が登場してお客さんとプレゼント争奪のじゃんけん大会を行ったり、山崎邦正と桜・稲垣早希、そしてハリセンボンの2人も再登場してトークで盛り上がったり、沖縄に到着して募金の呼び掛けをするためにすぐに会場に駆け付けたライセンスの2人が登場したりと、チャリティーステージは和やかな笑いと募金の人々の列が、ステージタイムごとに途切れることなく繰り返されていました。
夕方からはパンクブーブーが登場し、この春に開校する吉本の沖縄エンタテインメントカレッジを紹介するトークを展開。最後はオリエンタルラジオの中田敦彦、藤森慎吾、そして、スペシャルゲストの矢口真里さんも登場して華やかな締めくくりとなりました。そして、トークの後にはこの日一番の長い長い募金の列。どの出演者も募金をしてくれたお客さん一人ひとりにていねいに声を掛け、握手をし、しっかりと触れ合っていました。
1日のステージを通して見ていると、トークに集まるお客さんが少しずつ増え、さらに、トークが終わってからの募金の列に並ぶ人も徐々に多くなっていった様子が印象的でした。「お客さんは芸人よりも募金に興味があるみたいですね」とポロリと漏らした芸人もいましたが、それだけ、芸人の熱いパワーにみんなが動かされていることを実感できるステージでした。
沖縄コンテンツランドでは、チャリティーステージのほか、募金受付ブースでも随時、芸人さんが直に募金を呼び掛けています。今日はパンクブーブー、野性爆弾、桜・稲垣早希、麒麟、楽しんごなど、たくさんの芸人がステージを降りてからも、募金箱の前に立って呼び掛けていました。明日以降もリラックスした雰囲気で芸人の素の表情も見られる温かい雰囲気のステージがきっと繰り広げられるはずです。ぜひ、皆さんも足を運んでください。