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2011.03.24  
『ほしのふるまち』出演の山下リオさんらが、ロケ地・富山の魅力を熱弁!
3月24日ほしの
3月24日(木)、那覇市の桜坂劇場で、地域発信型映画『ほしのふるまち』の上映&舞台あいさつが行われ、川野浩司監督、山下リオさん、児玉絹世さんが映画の見どころを語ってくれました。
川野監督は、学生時代から愛読していた原秀則さんの漫画を映画化できることが感慨深かったようで、「原作のテーマを外さず、映画を見終わった後の感じと、原作漫画の読後感を近づけられたら」という思いで撮影に臨んだそうです。また、恋のライバル同士を演じた山下さんと児玉さんが、役についての意外なエピソードを告白。ヒロインの渚を演じる山下さんと、ライバルの美奈子役の児玉さん、2人とも原作のキャラクターと自分のイメージが逆だったことに、当初は戸惑いがあったそうです。山下さんは「髪の長さも逆でした。撮影前に切ったんです」と当時を振り返ると、すかさず川野監督が「切ったの? 全然、覚えてない」と一言。山下さんは「ひどーい」と笑いながらも少しショックそうな様子。また、劇中ではあまり笑わない役を演じた児玉さんは「性格も自分自身とは逆でした。美奈子はとても積極的な女の子で……私も頑張りました!」と、壇上ではたくさん笑顔を見せてくれました。続けて「富山の風景が本当に美しくて、是非見ていただきたいです」と語ると、川野監督は「“私を見て!”じゃなくていいの?」とからかう一幕もあり、監督は終始2人にツッコミを入れながら、会場の笑いを誘っていました。
今作では、映画の舞台である富山・氷見で1カ月程度のロケを敢行。スタッフやキャストは富山にすっかり魅せられたようです。「地元の方の応援が作品に勇気を与えてくれました。富山の方の懐の広さ、人柄が映画に出ています」と川野監督が語ると、山下さんも「撮影中も地元の方が炊き出しをしてくれて、おいしくて、撮影後半は少し太り気味でした!」と楽しそうに思い出を語ってくれました。
川野監督お気に入りの教室のシーンは、富山県立氷見高校で撮影が行われ、氷見高校の生徒が出演しています。「エキストラで参加してもらったというよりも、実際のクラスの中にこちらの3人が入っていった感じですね。生徒さんが撮影に慣れてきて、アドリブを始めたり。教室のシーンは本当に見どころです!」と、その出来に監督も自信をのぞかせていました。また「富山の位置関係にわりと忠実に撮影しているので、劇中のバス停などもそこに実際に行けばあります。富山にぜひ行ってほしいですね!」と、富山への愛情あふれる言葉で、その魅力を観客に訴えかけていました。
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