3月24日(木)、沖縄コンベンションセンターにて世界のコメディー作品を取り上げた特別上映イベントが開催され、『パリで一緒に』の上映とトークショーが行われました。1963年公開の同作は、ウィリアム・ホールデン、オードリー・ヘプバーンの共演に加え、名優トニー・カーティスが全盛期に出演した名作コメディとして知られています。上映前に行われたトークショーには、ハイキングウォーキング・松田洋昌&鈴木Q太郎、出雲阿国の3人が出演しました。
まず進行役の出雲阿国が登場し、「東京では登場するとみなさん“かわいい”と叫んでくれるんですよ」 というと、会場からは「かわいい!」 という声が巻き起こり、つかみはバッチリ。続いてハイキングウォーキングが登場し、Q太郎が恒例の“卑弥呼”のポーズで笑いを取り、こちらもつかみはバッチリでした。
トークでは、ハイキングウォーキングの2人が映画を必ず一緒に見ることが判明。「気持ち悪~い」と出雲阿国にツッこまれながらも、2人は「コンビだし、2人で見るほうが楽しいんだから。『アバター』や松たか子さんの『告白』も見たし、次は『太平洋の奇跡?フォックスと呼ばれた男?』を見に行く予定」と、当然といった様子で胸を張る松田とQ太郎でした。
続いて、今回の上映作品『パリで一緒に』を見たことがあるかどうかを聞かれると、2人そろって「もちろん」と答えましたが、さらに「感想は?」と聞かれると、2人は「?」「?」と微妙な表情に。泣いたシーンを聞かれても、適当に答えてお茶を濁していました。「本当は見てないんでしょ!」とツっこんだ出雲阿国が「もし2人の言っている事と内容が違っていたら、上映後に2人を探してボコボコにしてもいいですよ」と客席をあおる一幕もありました。
また、Q太郎は「Vシネマには出たことがあるんですが、残念ながら劇場作にはまだ……。機会があったら侍ものの時代劇に出たい」と話し、上映作品の主演女優であるオードリー・ヘプバーン、吉永小百合さん、松坂慶子さんのファンであることも明かしていました。
最後に再度『パリで一緒に』の感想を聞かれた2人。Q太郎は「いい映画としかいいようがない最高の作品」、松田は「映画を見たら必ずパリに行きたいと思うはず」と答え、「本当にうまいね~。“薄っぺらい”コメント、どうもありがとうございました」という出雲のキツい一言でトークショーはお開きとなりました。